こんにちは。
『ごはんとお漬物』をテーマにお送りする4週連続企画がはじまります。
スーパーなど小売店で、空っぽのお米の棚を見て、ちょっと不安な気持ちにもなりましたが、
これから徐々にに、新米が出てくる見通しだそうです。
今年の残暑の中、収穫をされる農家の方々に感謝をしながら楽しみに待っています。
そして何はさておき、おいしい新米と合わせるのは、やっぱりお漬物でしょう!
ということで4週続くこのコラムと一緒に
『ごはんとお漬物』を楽しんでいただけましたら幸いです。
第1回目の本日は、「炊き込みごはんと混ぜごはん」です。
〇鉄板のおいしさ!「江戸ごぼうご飯」
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お漬物を愛するスタッフにお願いして、自慢の「江戸ごぼうご飯」を見せてもらいました。
ごぼうの先端だけを使った「江戸ごぼう」と、もう少し太く棒状に揃った「江戸ごぼう太」
どちらも漬け床は同じですので、お好みの方をお使いください。
もちろん、漬け液も無駄なく使ってごはんと一緒に炊き込みます。
ごぼうの風味と漬け液のやさしい味わいがたまらなくおいしい!
年間を通しておすすめの炊き込みごはんです。
〇秋は彩りがきれいな「かぼちゃご飯」も!
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若採りのえびす南瓜のかりっとした食感がおいしい「小鈴かぼちゃのサラダ漬」
こちらは食感を生かして、混ぜごはんにします。
細かく切ってごはんに混ぜ、お好みで仕上げに胡椒を。
〇混ぜるだけカンタン!「おかか生姜ごはん」
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食感を生かすために「炊き込み」より「混ぜる」がおいしい「おかか生姜ごはん」
生姜は混ぜやすい大きさにざっくり切って、ネギや胡麻も一緒に混ぜ込みます。
鰹の旨味がたっぷり効いた漬け液もご一緒に。
生姜の辛味と甘めの醤油床がしみじみ美味しい!クセになる味わいです。
〇秋と言えばきのこ!「長いもきのこご飯」
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まさに今が旬のお漬物を使った簡単きのこ丼。
とろりとした3種のきのこと魚醤の効いた醤油味は、ご飯が進みすぎるちょっと危険なお漬物です。
わさびや海苔、大葉などの薬味や、ねばねばオクラをトッピングしてもまた違った味わいに。
〇常備菜「奈良漬」が余っていたら!
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銀座若菜のルーツとも言える家伝の一品「得月楼奈良漬」は、白飯のお供だけでなく
炊き込みごはんにしても美味しいのです!
お米2合に対して胡瓜奈良漬80gほど使用しました。
食感はやわらかくなってしまいますので、予め細かく切ってお米と一緒に炊き込みます。
味付けは、お好みでお醤油小さじ1程度か、仕上げに少し塩をかけても。
炊きあがりに、バター1かけを入れて蒸らしてもも美味しいです。
土鍋で炊けば、おこげも出来ていい感じです!
〇番外編「味噌漬チーズのリゾット」
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チーズの味噌漬をプラスした味わい深いチーズリゾット。
チーズの量は、お好みでどうぞ。
コクがあって、ちょっと肌寒くなってくる季節にも良さそうです。
ウインナーやベーコンをプラスしてボリュームを出しても◎
仕上げにお好みで岩塩や黒コショウをぱらり。
いかがでしたでしょうか。
やっぱり『ごはんとお漬物』は最高のコンビです。
そのままはもちろん、ちょっとしたアレンジも楽しいお漬物で、
おいしいごはんを存分にお楽しみください。
次週は、「朝ごはんとお漬物」というテーマでお送りします。
どうぞこちらもお楽しみにしてください。