ぬか漬け ワンポイント「定番の胡瓜を漬ける」
まだまだ梅雨空が続いていますが、気温も高くなりぬか漬けがおいしい季節になってきました。
ぬか漬けの定番と言えば、きゅうり。
お客様からも、おいしく漬けるコツを聞かれることが多いです。
おいしい胡瓜のぬか漬をつくるのに、まず一番に大切なのは、鮮度のよい胡瓜を使うこと。
いぼがトキントキンにとがっている位のものがいいです。
そして、漬ける際のコツは、床に漬け込む前の「塩もみ」にあります。
掌に適量の塩をもってから、胡瓜を包み込むようにして手でこすります。
胡瓜の表面に無数の傷をつけるつもりで、少し力を入れて、胡瓜から出てきた水気と塩が泡だつくらいまで、しっかりとこすります。
(塩加減はお好みで。私の場合、小さじ1杯くらい使います)
そのまま、10分ほど胡瓜をおいておくと、中からの水分も出て来て、柔らかくしんなりとします。これで漬け込みの準備はOK。
表面の水気をふき取って、胡瓜全体を埋めるようにしてぬか床に漬けます。
銀座若菜の「乳酸菌が生きている発酵ぬか床」は、酸味が強い漬け床ですので、
漬ける時間は調整をしてください。すっぱいのが好きな私は、まる1日漬けてから食べています。